これから理学療法士になろうと考えている人へ伝いたいこと

こんにちは。

私は現在、理学療法士3年目のものです。

ここでは

理学療法士とはどんな職業なのか

理学療法士のやりがい

理学療法士の辛い部分

理学療法士になるには

まとめ

の順に話を進めていこうと思います。

理学療法士とはどんな職業なのか

理学療法士とはどんな仕事なのか、

一言で言うと、リハビリをする人と言うとわかりやすいと思います。

病気や怪我などで日常での動きをするのが難しくなってしまった人に対して

動きの練習や筋トレなどをする人です。

一口に理学療法士と言っても何を専門にするかで全く違う職業にも見えます。

例えば、

プロスポーツ選手の動きを分析して、

怪我のしやすい動きをしていたり、効率の悪い動きをしていたら

より良い動きになるようにコーチする方。

高齢者の方々に対して転倒予防教室を開き、足腰の運動を

みんなと一緒にする方。

心臓や呼吸器の疾患の方に対して、呼吸の練習や楽な動きを指導する方。

などなど他にも挙げらればたくさんあります。

理学療法士のやりがい

理学療法士のやりがいは人によりけりで様々なものがあると思いますが、

私自身は感謝されることだと思います。

日常生活で動きが難しくなり、困っているのでリハビリを希望されているので、

リハビリ次第でその後の人生が変わるといっても過言ではないと思います。

「今までできなかったことができた!」「こうしても痛くない!」などリハビリ直後で

こんなことを言ってもらえる時があります。

すぐに結果出る時はすぐにリハビリをした実感が得られて、

その場で感謝されるので私はその時嬉しくてたまりません。

それまで辛いことがあってもその一言で救われます。笑

理学療法士の辛い部分

理学療法士をやってて辛い部分はこれも人によると思いますが、

私自身は『先輩』です。

とても良い先輩もいるのですが、苦手な先輩は自分の考え方を押し付けてくる人です。

理学療法士は一人一人考え方が結構違います。

例えば、

スクワットの仕方一つでも股関節や膝関節をどこまで曲げるか、

上半身の姿勢、回数、足を開くか閉じるかなど。

たくさん方法はあります。

論理的になぜその方法でするのか説明できれば、まだ良いと思うのですが、

なんの説明もなく「こうした方がいいよ」と言ってくる人がいます。

自分の意見ばかり言ってくる人はこちらの意見を伝えても、

聞く耳を持ちません。

もう一つ辛いことがあります。

それは入院患者さんで担当していた方が亡くなった時です。

リハビリはその人の体の機能をよくするために行うのですが、

考え方を間違っていたり、勉強不足だと逆効果になってしまうことがあります。

例えば、

あまり食事が取れておらず、栄養不足の方にがっつり筋トレをしてしまうと

オーバーワークとなってしまい、体を壊してしまいます。

リハビリを行う際はその方の体の状態をしっかり把握しておかなければなりません。

私自身、昨日まで普通に会話してリハビリをしていた方が

次の日、行くと亡くなっていたことがありました。

自分自身のリハビリの内容が間違っていたんじゃないかと思い、

数日間そのことで頭がいっぱいになっていました。

それがきっかけでリハビリに関する勉強を積極的に行うようになりました。

理学療法士になるには

理学療法士になるには、

大学や専門学校で3年または4年勉強したのちに国家試験で合格しなければなりません。

まとめ

辛いことはたくさんあるかと思いますが、

それに勝るやりがいのある仕事であると思います。

よくも悪くもリハビリする人のその後の人生に関わる仕事ですので、

責任もあり、とてもやりがいのあるものだと思います。

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